huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

ホームスクール

学校に行く行かないはどうでもよくて

古山です。 きょうの国語教室、2家族、子ども3名の参加でした。 学校に行かなくなりたての子が二人いたので、こんなことを話しました。 学校に行く行かないはどうでもいいことなんだよ。 大事なことは、きみたちが身の回りに美しいものを見つけ、美しいも…

社会性のできかた

「子どもの社会性を育てるには、学校の集団生活が必要である」ということが広く信じられています。しかし、これは、事実と違います。 子どもの社会性は、信頼できる人との関係から発達していきます。 信頼できる人間関係を持っている子どもは、家庭以外の場…

ファンタジーの力

古山です。 私が、子どもの教育を引き受け、何を教えるかに自由度があると、優先させていることがあります。それは、お話しをすることです。童話を読むこともありますし、即興で作ったお話しをすることもあります。 甥とホームスクールをしたときもそうでし…

梅が咲いています

古山です。 みなさま、いかがお過ごしですか。 千葉公園のいつもの場所を通りかかったら、紅梅が咲いていました。そうかあ、春だ。そんな季節ですねえ。 節分も過ぎましたが、来年の節分は、ボランティアのお兄さんを見つけて、子どもたちと豆を投げる、なん…

図鑑の思い出

古山です。 家と教室を整理していたら、小学館や学研の図鑑が出てきました。 ページをめくっていたら、おもしろいこと。 子どものとき、興奮して見ていたことを思い出しました。ただの絵を見ているのではなくて、お宝を見ている感覚なんです。図鑑に出ている…

勉強を教えると親子バトルになるのは必然か?

つくばのほうに招かれて、「自由な教育」について話をさせてもらいました。 質疑応答をするうちに、 「子どもに勉強を教えると、かならず親子げんかになってしまいます。ホームスクールなど無理そうです」 というものがありました。 いやあ、そうなんですよ…

ホームスクールについて

音楽会で、ホームスクールについて関心のある方、これから始めるかもしれない方とお話しすることが多かったので、ホームスクールの説明をしていました。 ホームスクールは、どんなやり方をしてもかまいません。それぞれのご家庭の方針を大事にすべきです。 …

甥とのホームスクール(2)

前回、甥とのことを少し書きました。 うちのホームスクールもけっこう悪くなかったんだ、と心から思えたもので、思わず書きました。 ずっと、あれも出来なかった。これも足りなかった、という思いの方が多かったのです。 人が育つのは、生活の仕方によってだ…

甥とのホームスクール(1)

この週末に甥がやってきました。 27歳。小学校5年生からホームスクール。私の妹の息子なのですが、田舎でホームスクールをするのは世間の目があるから、とうちに転がり込んでいました。 いまは就職して、つくばに住んでいます。うちに15年ほど住んでいたの…

浜にて・ホームスクールお遊び会

浜に行って、帰ってきたところです。 なんだか、とても、楽しかったです。 3家族で、子どもは9歳を筆頭に8人。 潮干狩りのつもりだったのが、子どもたちが海に入ったら、そのままもう服を着たまま水につかってしまい、海水浴になりました。 波打ち際で、子ど…

面白がりの燃料補給

ホームスクールは、どんなやり方をしてもいいのですが、自宅で親が教師になって教えきるようなタイプは、ふつうはできっこないです。 子どもはいろんなものを面白がります、やりたがります。それとダンスを踊りながら、楽しく日々を送ってしまう、というのが…

無題

子どもが自分からいろんなことを学ぶようにするのに、これが一番大事なことだ、と私が考えることがあります。 それは、子どもといっしょにいるときに、 「あれ、きれいだねえ」「これ、おもしろいよ」「これ、すごいね」というような感じたら、それを口に出…

結果求めず自由な時間を

知識を伝えては、マルやバツや点数をつけている教育は、卑小だと思います。どんな知識にもそれ自体の生命があり、子どもの中で熟成していくものです。 中学生の息子を持つあるお母さんが教えてくれたことです。その子が寝る前に布団の中でこう言いました。 …

子どもが尋ねる

私が仕事をしていると、いっしょにホームスクールをしている甥がひょこひょこっとやってくる。 「ねえ、この字なんて読むの」 と紙に字を書いてくる。プレステをやっていてわからない字があったらしい。 ”向上”と言う字。「こうじよう、だよ」「こうじょうね…