huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

生き物っておもしろい

古山です。今の季節、ツバキの葉に毛虫が群れになってついていることがあります。チャドクガの幼虫です。触ると、人間の皮膚がかぶれるので嫌われています。昨日、うちの門のそばにあるツバキの木で、見つけた見つけた。まだ、小さい。しめしめ。たった葉一…

NHKスペシャル 発達障害

古山です21日夜のNHKスペシャルが「発達障害 ~解明される未知の世界」を放送していました。そうか、そうか、と見ていました。自分の中で断片的だった知識がつながった感じがします。ほんとうに、解明が始まっているのだと思います。当事者の声として、身…

なぜ子どもはアニメなら入り込むのか

古山です。 「僕と魔法の言葉たち」という映画を見ました。素晴らしかったです。自閉症の子どもが、周りの人たちとのコミュニケーションの通路を築いていくドキュメンタリー映画です。自分のブログで取り上げました。http://ameblo.jp/afrym/entry-122748233…

算数のシリーズ

古山です。「おっちゃんの算数教室」シリーズを、また作ります。今のシリーズは、私が体調が悪いときに作ったもので、自分では不満です。「勉強しないといけないから」ではなくて、「おもしろいから」見てもらえるものを目指します。今の、文科省指導要領の…

ホームスクールって

古山です。 MLに新しく参加された方に、ホームスクールってこんなものです、とメールを書いたのですが、誰に読んでもらってもいいものなので、こちらにも送ります。 学校は、子どもに無理をさせるところです。無味乾燥さに耐えさせる訓練をして、教育をし…

サバイバルモード

古山です。 「サバイバルモード」という概念に出会い、なるほど、と納得しています。生物が緊張、警戒している状態のことです。脳の基本的生存を司っている部分で起こり、考えだけでコントロールするのは困難です。 「ある生物がサバイバルモードにはまり込…

親が支持する

古山です。 教育の大きな根幹として、シュタイナーの言っているこは、傾聴に値すると思います。 7歳までは、模倣することで育つ。 7~14、5歳は、尊敬できる大人の言うことを聞いて育つ。 14,5歳~21歳は、愛することを学ぶ。 では、7~14、5歳期のホームス…

お役所仕事の教育

古山です。 いまの義務教育は、教育というよりお役所仕事です。出席や卒業の形式を整えることが至上目的になってしまっています。 教育することが卒業証書を得ることにすりかわった。学ぶことが、教室に座っていることにすりかわった。 憲法の言う「義務教育…

才能教育とはまた違った次元で

それぞれの人間に持って生まれたいろいろな持ち味がある、その持ち味を生かすために生まれてきている、ということを感じます。 これは、単にいろんな才能がある、という意味ではありません。よく「お勉強はさっぱりだけど、スポーツが、絵を描くのが....…

子供の飛びおり

古山です 子どもは木登りが好きです。木といわず、塀でも建物でも、よく登ります。 その逆の、飛び降りも好きです。これも、子どもたちがよくやります。私もよくやりました。階段を何段飛び降りることができるか、だんだん高いところからやって、「もうこれ…

おいしさ、おもしろさ

古山です。 私は20代のころ、断食に興味を持って、よくやっていました。最初の2,3日が過ぎると、実に気持ちがいい。何も食べないでいると、身体がすっきりするし、頭も明晰になります。食べ物を消化すること自体が、身体に負担になっているのですね。 生…

最近のこと

古山です。 火曜日の有栖川宮公園で、小さな子どもたちを引率したグループとよく出会いました。この中に、子どもと遊んでいるときの、間合いの取り方、身のこなしの上手おな兄さんがいるから、話を聞いたら大学4年生でした。昔から、このグループのお手伝い…

教育って

古山です。 覚え込ませようとしない。 達成させようとしない。 よいこと、素晴らしいことを子どもと分かち合う。 困ったこと、悲しいことをいっしょにくぐり抜ける。 そうすると、子どもも変わる、大人も変わる。 教育って、そういうことなんだと思います。 …

不登校とホームスクール

古山です。 おもしろい記事がありました。紹介します。 「不登校とホームスクール」http://www.es-inc.jp/library/mailnews/2016/libnews_id008690.html (一部を抜粋します) 目的は「子どもを学校に行かせること」ではなく、「子どもによい教育を受けさせ…

遊びを充実させることが一番の学び

古山です。 昨年9月に「おるたネット」が主宰した、汐見稔幸講演会での、汐見氏の発言からです。汐見氏は、白梅学園大学学長、東京大学名誉教授。 幼児教育で先行していることなんですが、幼児教育では、しばらく前から遊びを中心に据えるという方針に変えて…

いくつかの短い詩

タゴールの詩集を読んでいて、はっとした短い詩を三つほど。 星は蛍のように見えることを怖れはしない。 神は大帝国には倦むがささやかな花には倦まない。 すべての嬰児は、神がまだ人間に絶望してはいないというメッセージをたずさえて生まれてくる。 (タ…

取り繕い方を教えるのではなく

ある、公立学校の先生も、シュタイナー学校の先生もしたことがある人が言っていました。「何教育ということに関係なく大事なことがある。それは、子どもが取り繕わなくて済むことだ」 私自身、外面的には優等生でした。しかし、学生運動の嵐が吹きすさぶ大学…

こどものファンタジー

最近、子どものときの心情に、ふうっと返っていることがよくあります。 きょうは、ふうっと、空想の世界に入り込みたくなる気持ちが湧いてきました。空想の世界といっても、なんでもいいというわけではないのです。あの、親の膝の中にスポンと潜り込んでいく…

イギリスのホームスクールガイドライン

おもしろいものがありました。 イギリス政府が、地方政府に対して出している、ホームスクール家庭のためのガイドラインです。 「親に求められていない」こととして、次のような項目が挙げられています。 これをしろではないのです。不要、もしくは有害とされ…

木登り

古山です。 さまざまな遊びの中にも、定番と言えるようなものがあります。 その一つが木登り。 先日の東京でのお遊び会でも、昨日の科学遊びの会でも、木登りがはやりました。 木登りは、すごい全身運動です。どうやって登るかの戦略と判断力、バランス感覚…