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huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

英語学習について

ホームエデュケーションでも、英語を無理なく教えることができたら、それに越したことはないと思います。 一つでも外国語を知っていると、言葉のおもしろさが広がります。表現の違い、構造の違いなどを知ることから、柔軟さと寛容さを(期待してやるものでは…

子どもの論理性

アメリカの公立小学校での、論理力のつけかたを紹介しているブログを読みました。いつ、どこで、誰がの5W1Hや、文章構造の理解を小学校のはじめから教えているそうです。 学校で、このような授業を受けないと論理力がつかない、と信じている人は多いと思い…

幸福感、充実感

古山です。 子どもはすごいエネルギーを持っています。次から次へと興味関心を持って、休むことなく何かしています。 どうして?子どもは、「いま、ここ」に生きているから。 昔からの賢い人たちが、幸せになりたいなら「いま、ここ」に生きなさい、と言いま…

どうして学校に行かなければいけないの?

古山です。 信濃毎日新聞という地方新聞にコラムを寄稿しています。きょう掲載の記事を、こちらのMLにも出します。どうして学校に行かなければいけないの? ほんとうにそんなにいい所なの?この問いをずっと持っていました。小学校1年生になったときから、…

文学の勉強

古山です。 Uさんのお嬢さん(中1年齢)から、文学の勉強方法を尋ねられました。思うところをお答えしました。> 文学はどういうことをするのか、文学を自分で勉強していく方法を知りたいです。 文学のすることは、詩や小説、物語などを書いて、たくさんの人…

遊びの中に宝がある(2)

古山です。 シュタイナー教育の授業をいくつか見せてもらったことがあります。そのときの私の感想。「子どもの発達を大事にするということは、遊び感覚を大事にすることなんだ」 見せてもらった算数の授業では、みんなで森の中に散歩に行くんだ、と数を数え…

遊びの中に宝がある

古山です われわれは、好きでやっていることを「遊び」と呼んで、もっと大事なものがあるかのように考えてしまうのです。嫌々やったことのほうが、価値があると思いこまされています。とんでもない。 利害や打算を超えたエネルギーがこもっているものを、わ…

遊びを伝えること

古山です。 みなさんが子どものとき、「これが楽しかった」という遊びは、なんでしたか。みんなで出し合って、子どもたちに伝えていけたらと思うのです。 かくれんぼ、鬼ごっこ、カンけり、だるまさんが転んだ こういう遊びは、誰でも熱中したことがあるとと…

柔らかいもの

古山です。 いま、毎週算数を教えている9歳の子がいます。本人が幼稚園も学校も嫌がったので、お母さんが無理には行かせなかった。自然発生的なホームスクールでやっているお宅です。 ほんとうにわかる教え方をしたいと思って、水道方式のタイルを使い、市…

社会性のできかた

「子どもの社会性を育てるには、学校の集団生活が必要である」ということが広く信じられています。しかし、これは、事実と違います。 子どもの社会性は、信頼できる人との関係から発達していきます。 信頼できる人間関係を持っている子どもは、家庭以外の場…

ツルンといくもの

古山です。 受験シーズンで、今年も高校受験生を一人援助していました。 カフェを借りて週1回やっている寺子屋の生徒でした。千葉県の公立高校は2回試験があるのですが、その子は、前期試験で落ちてしまった。ふだん寺子屋で、点数を取らせるような教育は…

歌いたくなった時

みなさま 子どもたちの眼が、小川の流れに見とれることができますように。 子どもたちの耳が、風のさやぎに聞き入ることができますように。 子どもたちの手が、土くれから城を作り上げることができますように。 子どもたちの生命が、歌い、舞い、香りとなっ…

おもしろいことの見つけ方

30代のときにインドを旅行して日本に帰ってきたら、なんとまあ町は小綺麗でゴミ一つ落ちていないこと。街行く人たちの服は汚れていなくて、ツギのあたった服の人などいないこと。なんでもかんでも便利なこと。でも、人の眼が死んでる。トロン、ボヤン。あ…

ファンタジーの力(2)

古山です。 グリム童話には、魔法で動物にされてしまった王子さま、魔法を解くために7年間口をきいてはいけない少女などのように、言葉を発することができなくなった者がたくさん出てきます。 こういうお話しを聞いている子どもは、「その立場、わかる。どう…

ファンタジーの力

古山です。 私が、子どもの教育を引き受け、何を教えるかに自由度があると、優先させていることがあります。それは、お話しをすることです。童話を読むこともありますし、即興で作ったお話しをすることもあります。 甥とホームスクールをしたときもそうでし…

おもしろいことのみつけ方

30代のときにインドを旅行して日本に帰ってきたら、なんとまあ町は小綺麗でゴミ一つ落ちていないこと。街行く人たちの服は汚れていなくて、ツギのあたった服の人などいないこと。なんでもかんでも便利なこと。でも、人の眼が死んでる。トロン、ボヤン。あ…

ゲゲゲの鬼太郎

古山です。 水木しげるといえば「ゲゲゲの鬼太郎」そのテレビアニメの主題歌に たのしいな たのしいなおばけにゃ学校も 試験もなんにもない そりゃあ、たのしいですよ。学校も試験も、つまらない。当たり前じゃない。 私は、学校が絶対ではないことを「教育…

梅が咲いています

古山です。 みなさま、いかがお過ごしですか。 千葉公園のいつもの場所を通りかかったら、紅梅が咲いていました。そうかあ、春だ。そんな季節ですねえ。 節分も過ぎましたが、来年の節分は、ボランティアのお兄さんを見つけて、子どもたちと豆を投げる、なん…

図鑑の思い出

古山です。 家と教室を整理していたら、小学館や学研の図鑑が出てきました。 ページをめくっていたら、おもしろいこと。 子どものとき、興奮して見ていたことを思い出しました。ただの絵を見ているのではなくて、お宝を見ている感覚なんです。図鑑に出ている…

かけがえのない子ども時代

古山です。 子どもには、かけがえのない子ども時代があります。 子ども時代には、すべてのものがキラキラして、子どもを差し招いています。子ども時代には、大人を絶対的に信頼することができます。子ども時代には、将来に対する心配なしに、全身で生きるこ…

勉強を教えると親子バトルになるのは必然か?

つくばのほうに招かれて、「自由な教育」について話をさせてもらいました。 質疑応答をするうちに、 「子どもに勉強を教えると、かならず親子げんかになってしまいます。ホームスクールなど無理そうです」 というものがありました。 いやあ、そうなんですよ…

テスト対策ではダメ

古山です。 アメリカで2002年に「落ちこぼれゼロ法」(No child left behind)という法律ができて、読み書き、数学などのカリキュラムを学力テストで測定し、その点数に応じて、学校に報奨金を出したり、改善命令を出すようになりました。学校では、テスト対策…

本年もよろしくお願いいたします

古山です。自宅で、健康に正月を迎えております。本年もよろしくお願いいたします。 「これがクリエイティブな状態だ」と思うことを、自分で体験しました。それは、子どもの自然な状態と同じなのです。それはまた、学ぶことの本質なのだと思います。 その日…

緊急カンフル剤としての愛

古山です。 ここのところ、首と肩が痛くて上がらず、ついでに胃の調子もよくなくて低空飛行していました。 そうしますと、やらなければいけないのだけど、そのままにしてしまうことが多くなります。「ああ、やらなきゃいけないよねえ...」と言いつつ、で…

いくつかの学校神話

学校に行かないことへの恐怖が世の中にたくさんあり、多くの人が学校に行かない子どもたちのことを心配してくれます。 でも、そのほとんとが、はっきりした根拠のない神話なのです。 すべての人が、どんな無理をしてでも学校に行かなければならなかった。無…

秩序について

数日前のことでした。台風が過ぎ去り、秋晴れのいい天気です。 いい天気だな、と窓から見回し、段ボールを重ねて紐をかけ、ゴミ出しの場所に持って行く。身体がすっすっと動く感じで、「やらなければならない」感がありません。 朝の斜光線に木々が鮮やかで…

ホームスクールについて

音楽会で、ホームスクールについて関心のある方、これから始めるかもしれない方とお話しすることが多かったので、ホームスクールの説明をしていました。 ホームスクールは、どんなやり方をしてもかまいません。それぞれのご家庭の方針を大事にすべきです。 …

映画「みんなの学校」

「みんなの学校」という映画を見ました。大阪のある小学校が、特別支援学級でなく普通学級に障害児や問題児を受け入れて、みんなを伸ばしていくというドキュメンタリーです。 いい映画でした。演技無しの、実際の先生や生徒の気持ちがたくさん出てきます。撮…

キラキラしたもの

子どもの眼って、キラキラしています。そして、キラキラしたものが見えています。 子どもにとって、生きるということはキラキラしたものを追いかけることです。すると何かしら自分の中に新しいものが湧いてくるのです。 私は、虫を捕まえたり飼ったりするの…

甥とのホームスクール(2)

前回、甥とのことを少し書きました。 うちのホームスクールもけっこう悪くなかったんだ、と心から思えたもので、思わず書きました。 ずっと、あれも出来なかった。これも足りなかった、という思いの方が多かったのです。 人が育つのは、生活の仕方によってだ…

甥とのホームスクール(1)

この週末に甥がやってきました。 27歳。小学校5年生からホームスクール。私の妹の息子なのですが、田舎でホームスクールをするのは世間の目があるから、とうちに転がり込んでいました。 いまは就職して、つくばに住んでいます。うちに15年ほど住んでいたの…

小学校低学年の頃

古山です。 私の小学校低学年の頃のことを書きました。 よく、なんとかなったものだと思うのですが、なんとかなった理由はこんなことじゃないか、というのが二つあります。 一つは、人間一人一人に配信されている「音楽のようなもの」に波長を合わせていたこ…

小学校低学年のころ(1)

古山です。 自分の小学校低学年の時代を思い出します。 よくなんとかなったものだ、と思います。 不登校すれすれでした。 でも、当時は「学校に行かないこともあり得る」なんてことは誰も頭に浮かばない時代でした。 それは、見知らぬ外国の街中に、いきなり…

柔和で親切であることと自由

古山です。 暑いですね。 最近、子どもへの接し方が柔和で親切であることが大事であることを、実感しています。 「これは、こういうことなのだ」 「こういうことをしてはいけない」 「こうすべきだ」 このようなものが、脅しを伴わず、深い理解に基づいてい…

音楽のようなもの

目を覚ますと、日曜の朝でした。 窓を開けると、朝日を受ける家々と木々がありました。すべては静かで美しかった。それがみんな、感覚の中に流れ込んできた。思わず外にでたくなって、軽い散歩。 鳥の声が澄んで聞こえる。世界全体が、音楽のようなものにひ…

浜にて・ホームスクールお遊び会

浜に行って、帰ってきたところです。 なんだか、とても、楽しかったです。 3家族で、子どもは9歳を筆頭に8人。 潮干狩りのつもりだったのが、子どもたちが海に入ったら、そのままもう服を着たまま水につかってしまい、海水浴になりました。 波打ち際で、子ど…

無題

「三つ子の魂、百までも」と言って、脅してでも罰してでも、しつけなければいけないと信じている人たちがいます。 まちがいだと思います。後年、子どもの自由を奪います。 脅したり罰したりする必要はないんです。子どものほうから、合わせてくるものです。 …

面白がりの燃料補給

ホームスクールは、どんなやり方をしてもいいのですが、自宅で親が教師になって教えきるようなタイプは、ふつうはできっこないです。 子どもはいろんなものを面白がります、やりたがります。それとダンスを踊りながら、楽しく日々を送ってしまう、というのが…

幸福感、充実感

古山です。 子どもはすごいエネルギーを持っています。次から次へと興味関心を持って、休むことなく何かしています。 どうして?子どもは、「いま、ここ」に生きているから。 昔からの賢い人たちが、幸せになりたいなら「いま、ここ」に生きなさい、と言いま…

どうして学校に行かなければいけないの?

古山です。 信濃毎日新聞という地方新聞にコラムを寄稿しています。きょう掲載の記事を、こちらのMLにも出します。 どうして学校に行かなければいけないの? ほんとうにそんなにいい所なの?この問いをずっと持っていました。小学校1年生になったときから、…

文学の勉強

古山です。 Uさんのお嬢さん(中1年齢)から、文学の勉強方法を尋ねられました。思うところをお答えしました。 それは、誰にでも当てはまることなので、いささか加筆したものをMLにも紹介します。 > 文学はどういうことをするのか、文学を自分で勉強してい…

無題

子どもが自分からいろんなことを学ぶようにするのに、これが一番大事なことだ、と私が考えることがあります。 それは、子どもといっしょにいるときに、 「あれ、きれいだねえ」「これ、おもしろいよ」「これ、すごいね」というような感じたら、それを口に出…

結果求めず自由な時間を

知識を伝えては、マルやバツや点数をつけている教育は、卑小だと思います。どんな知識にもそれ自体の生命があり、子どもの中で熟成していくものです。 中学生の息子を持つあるお母さんが教えてくれたことです。その子が寝る前に布団の中でこう言いました。 …

いじる おもしろがる

昨日、17歳の男の子と遊んでいました。彼は、中学を不登校で過ごしました。ようやく、外に出る恐怖が薄らいだところにいます。 彼がやりたがることをサポートします。お勉強も少し教えます、といって隔週で授業めいたことをしています。 授業と言ってもい…

子ども時代とは、輝きを追うこと

子どもを、与えられた課題をこなす生活に追い込むのは、自然の条理に反しているなあ、と感じます。 子どもには、いつも輝くものが目の前に現れてきます。それを追いかけているだけで、子どもは身体も精神も成長していきます。 ボールをうまくさばけるように…

母のこと

最近、自分の母親のことをよく思い出します。 胸に抱かれたいと思います。 10年前だったら 「もう、抱っこしてもらってどうこうなるようなトシじゃないしねえ」 と言っていたでしょう。 でも今は、素直に抱いてもらえると思う。 母が私にしてくれたことで、…

元気になるとき

子どもが、なにかのかげんで、溌剌としてきて、いい表情でなにかやっている。 そんなことがありますよね。 自分がそういうことになって、 ああ、本人の立場からするとこういうことなんだ、 っていうことがありました。 忘れないうちに書いておこう。 先日、…

競争は教育に適しているか

なぜ、こんなに教育問題がおこるのか? 脅し、辱め、褒美で釣って子供に教え込もうとするから。そして、競争させるから。 セールスの世界では、競争は当たり前だ。セールスマンの個人成績が張り出される。優秀者には報奨金が出される。成績の上がらない者は、…

電車の中で出会った二組の親子

ある日曜の午後だった。 八ヶ岳山麓に行った帰りで、私は中央線の新宿方面行き各駅停車に乗っていた。東京方面に帰る客が多く、特急の自由席では座れそうになかった。 確実に座れたほうがいい。各駅停車はがらすきだった。じっくり本でも読んでいよう。 いろ…

子どもが尋ねる

私が仕事をしていると、いっしょにホームスクールをしている甥がひょこひょこっとやってくる。 「ねえ、この字なんて読むの」 と紙に字を書いてくる。プレステをやっていてわからない字があったらしい。 ”向上”と言う字。「こうじよう、だよ」「こうじょうね…