huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

勝手にやる算数 500円玉

遊べるものを一つ紹介します。

用意するもの

 500円玉 10枚

 料理用のはかり デジタルでも昔からの台秤でもよい。

 封筒2枚以上

前提となる知識 かけ算の7の段


1 500円玉は一個何グラムだと思う。(当てずっぽうで構わないから予測し
てもらう)

2 じゃあ、はかってごらん。(7gです)

 (秤によっては数g程度の数値は読みにくいときもある。そのときは、10枚
の重さをはかって、10で割る)


3 封筒に500円玉を何枚か見えないように入れる。
 「お年玉を500円玉でもらいました。さあ、何枚入ってるでしょうか」
 「重さをはかっていいよ」

  封筒1枚の重さもはかれるようにしておく。

4 重さをはからせる。
  500円玉の枚数を予測する。
  封筒の中を見てみる。

  「お、当たったね。すごいね」
  (最初は当たるように、2~4枚程度入れる)

  デジタル秤だと、封筒の重さを打ち消してはかる機能がついてるものもある。
  あるいは、ちゃんと封筒一枚が何gかはかって引き算してもいい。

5 繰り返す。

  7の段をよく知っていたら、遊びになる。

  実際は、4,5年生になっても、7の段があやしいのは、よくあること。そ
のときは「九九を忘れていたら、聞いてね」と言っておく。そうすると「しちろ
く、いくつ」と聞いてくるので、答えているうちに耳から覚えてくれる。

  九九を知らなかったり、うろ覚えだったら、
  7
  7+7
  7+7+7
   ....
  をやって、7の段の表を作ってもらう。
  7の段の九九を覚える。

古山