最近のこと
古山です。
火曜日の有栖川宮公園で、小さな子どもたちを引率したグループとよく出会いま
した。この中に、子どもと遊んでいるときの、間合いの取り方、身のこなしの上
手おな兄さんがいるから、話を聞いたら大学4年生でした。昔から、このグルー
プのお手伝いをしているとのこと。
こういうような人が、子どもの遊びグループにいてくれるといいだよね。
ほんとに何かが伝わっていきます。
幼児には、優しいことが正義なんだ。
小学生くらいの子には、おもしろいことが正義なんだ。
昨日の千葉市でやったホームスクールの対談イベント、20人以上の人が集まって
くれました。
私はレジュメを用意しないで行きました。こういうとき「これとこれをしゃべろ
う」と構想を立て、スライドを用意していくと、一方通行の授業みたいになって
しまう。おおまかなことは考えるけど、あとは成り行き任せ、吉度さんといっし
ょに、ずいぶんとおもしろいことをしゃべれました。アロマスプーンのことも宣
伝しておきました。
こういうイベントである程度数が集まると、「それが当たり前である世界」がで
きます。来てくださった方たち、ありがとうございました。
2月の末に、「教育機会確保法」の基本指針作りのパブリックコメント募集に応
募するのに、数日を費やしていました。
教育の分野は、憲法、国際条約、教育基本法までは、スジがいい。
でも「学校教育法」というのが、「とにかく学校にこないとダメ」の法律です。
日本が昔ながらの教育の殻から出られなくなってしまった、元凶です。
「教育機会確保法」は、この「学校教育法」に、ヒビくらいは入れています。
対象を「不登校児童生徒」に絞っている。それを解釈や運営で広げられる余地が
あるか、その研究でした。
今回は、「民間の意見を反映させる」というのが、法律の条文にも入っているか
ら、ある程度は言う甲斐のあるパブコメでした。
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古山明男