読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

誰が教育を選択するのか

ホームスクール 学び

古山です。

ホームスクールを真剣に考えているが、という相談をいくつも受けてきました。

そのうち、実際にホームスクールを始めるご家庭は多くないです。

最大の理由は、子ども、母、父の三者の意見が揃うということが、なかなかない
ためです。

では、誰の意見を優先させたらいいのでしょうか。

私は、不登校の子供たちに接していたため、学校に行く行かないが実際にどのよ
うに決まっているか、たくさんのケースを見ることができました。

・9~10歳くらいまでは、基本的に親の意思で決まる。ただし、子は拒否権を持
っている。

・小学校高学年から中学校くらいまで、親の一存でも、子の一存でも決まらない
時期がある。

・高校くらいからは、子の意思で決まる。子は、友達、親、教師など見て判断し
ている。しかし決定主体はもう子に移っている。


特に、9~10歳くらいまでの場合ですが、親が子どもの教育を選んでかまわな
いと思います。もちろん、子どもがそれについてこないときは尊重すべきですが。

いま、学校に行っている子どもたちは、親が学校を選んでいるから学校が良いと
思って行くのです。そして、ついていけないときに、尊重されていないのです。

親が子どもの教育を選ぶことは、幼稚園の場合を考えるとわかりやすいです。
子どもはまだ、世の中にどのような教育方針が存在するかを知りません。幼稚園
には、学校先取り系、のびのび系、宗教系、あるいは家庭で育てるなど、いろい
ろあります。でも、世の中にどんなものがあるかは、子どもにはまだわかりませ
ん。基本方針は、親が判断して選ぶべきものです。

と言いますのは、9~10歳くらいまで、子どもにとって、親の言うことがすべ
て正しく感じられるのです。子どもは、親の作る見えない傘の下にいることが幸
せなのです。

この年齢は、それが何教育であるか以上に、子どもが親の作る傘の下にいること
のほうが重要です。そこで安心できると、子どもはすごい力を出してきます。い
ちばん可哀想な子どもたちは、親に見捨てられた子どもたちです。

 


古山明男