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huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

ジョン・ホルト

古山です

アメリカに、ジョン・ホルト(1923~1985)という人がいました。
「ホームスクール」という言葉を作った教育運動家です。

ホルトは、「よい」と言われる私立小学校の先生をしていました。そこで彼が見
たことは、教室の中で子どもたちがいかに愚かになるかでした。遊んでいるとき
には、物事がどうなっているかよく考え、工夫する子どもたちが、授業の中では、
あてずっぽうを繰り返したり、黙りこくって空想に耽ったりしているのです。

教室には「恐怖」が立ち込め、子どもたちはその状況を生き延びるために、さま
ざまな戦略を編み出している。それが、「答え出し屋」になることだったり、空
想に耽ったり、騒いでしまったりすることなのだ。ホルトはそう見抜きました。
子どもは「無能」と見なされれば、もうそれ以上追及されたり叱責されたりしな
くなる。そこで、自分は無能になるという戦略をとる子どもたちがたくさん現れ
る。

ホルトの「教室の戦略」(原題 How Childre Fail)という本には、ホルト自身
の体験による、子どもたちが学びから逃げ回る様子が見事に描き出されています。

そして、ホルトはこう言い出したのです。「これだったら、家で好きなことをさ
せているほうが、子どもは伸びる」そしてホームスクールを提唱しました。
それは大きな流れになりました。