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huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

柔らかいもの

古山です。 いま、毎週算数を教えている9歳の子がいます。本人が幼稚園も学校も嫌がったので、お母さんが無理には行かせなかった。自然発生的なホームスクールでやっているお宅です。 ほんとうにわかる教え方をしたいと思って、水道方式のタイルを使い、市…

社会性のできかた

「子どもの社会性を育てるには、学校の集団生活が必要である」ということが広く信じられています。しかし、これは、事実と違います。 子どもの社会性は、信頼できる人との関係から発達していきます。 信頼できる人間関係を持っている子どもは、家庭以外の場…

ツルンといくもの

古山です。 受験シーズンで、今年も高校受験生を一人援助していました。 カフェを借りて週1回やっている寺子屋の生徒でした。千葉県の公立高校は2回試験があるのですが、その子は、前期試験で落ちてしまった。ふだん寺子屋で、点数を取らせるような教育は…

歌いたくなった時

みなさま 子どもたちの眼が、小川の流れに見とれることができますように。 子どもたちの耳が、風のさやぎに聞き入ることができますように。 子どもたちの手が、土くれから城を作り上げることができますように。 子どもたちの生命が、歌い、舞い、香りとなっ…

ファンタジーの力

古山です。 私が、子どもの教育を引き受け、何を教えるかに自由度があると、優先させていることがあります。それは、お話しをすることです。童話を読むこともありますし、即興で作ったお話しをすることもあります。 甥とホームスクールをしたときもそうでし…

ゲゲゲの鬼太郎

古山です。 水木しげるといえば「ゲゲゲの鬼太郎」そのテレビアニメの主題歌に たのしいな たのしいなおばけにゃ学校も 試験もなんにもない そりゃあ、たのしいですよ。学校も試験も、つまらない。当たり前じゃない。 私は、学校が絶対ではないことを「教育…

図鑑の思い出

古山です。 家と教室を整理していたら、小学館や学研の図鑑が出てきました。 ページをめくっていたら、おもしろいこと。 子どものとき、興奮して見ていたことを思い出しました。ただの絵を見ているのではなくて、お宝を見ている感覚なんです。図鑑に出ている…

かけがえのない子ども時代

古山です。 子どもには、かけがえのない子ども時代があります。 子ども時代には、すべてのものがキラキラして、子どもを差し招いています。子ども時代には、大人を絶対的に信頼することができます。子ども時代には、将来に対する心配なしに、全身で生きるこ…

勉強を教えると親子バトルになるのは必然か?

つくばのほうに招かれて、「自由な教育」について話をさせてもらいました。 質疑応答をするうちに、 「子どもに勉強を教えると、かならず親子げんかになってしまいます。ホームスクールなど無理そうです」 というものがありました。 いやあ、そうなんですよ…

テスト対策ではダメ

古山です。 アメリカで2002年に「落ちこぼれゼロ法」(No child left behind)という法律ができて、読み書き、数学などのカリキュラムを学力テストで測定し、その点数に応じて、学校に報奨金を出したり、改善命令を出すようになりました。学校では、テスト対策…

本年もよろしくお願いいたします

古山です。自宅で、健康に正月を迎えております。本年もよろしくお願いいたします。 「これがクリエイティブな状態だ」と思うことを、自分で体験しました。それは、子どもの自然な状態と同じなのです。それはまた、学ぶことの本質なのだと思います。 その日…

いくつかの学校神話

学校に行かないことへの恐怖が世の中にたくさんあり、多くの人が学校に行かない子どもたちのことを心配してくれます。 でも、そのほとんとが、はっきりした根拠のない神話なのです。 すべての人が、どんな無理をしてでも学校に行かなければならなかった。無…

映画「みんなの学校」

「みんなの学校」という映画を見ました。大阪のある小学校が、特別支援学級でなく普通学級に障害児や問題児を受け入れて、みんなを伸ばしていくというドキュメンタリーです。 いい映画でした。演技無しの、実際の先生や生徒の気持ちがたくさん出てきます。撮…

キラキラしたもの

子どもの眼って、キラキラしています。そして、キラキラしたものが見えています。 子どもにとって、生きるということはキラキラしたものを追いかけることです。すると何かしら自分の中に新しいものが湧いてくるのです。 私は、虫を捕まえたり飼ったりするの…

小学校低学年の頃

古山です。 私の小学校低学年の頃のことを書きました。 よく、なんとかなったものだと思うのですが、なんとかなった理由はこんなことじゃないか、というのが二つあります。 一つは、人間一人一人に配信されている「音楽のようなもの」に波長を合わせていたこ…

小学校低学年のころ(1)

古山です。 自分の小学校低学年の時代を思い出します。 よくなんとかなったものだ、と思います。 不登校すれすれでした。 でも、当時は「学校に行かないこともあり得る」なんてことは誰も頭に浮かばない時代でした。 それは、見知らぬ外国の街中に、いきなり…

柔和で親切であることと自由

古山です。 暑いですね。 最近、子どもへの接し方が柔和で親切であることが大事であることを、実感しています。 「これは、こういうことなのだ」 「こういうことをしてはいけない」 「こうすべきだ」 このようなものが、脅しを伴わず、深い理解に基づいてい…

音楽のようなもの

目を覚ますと、日曜の朝でした。 窓を開けると、朝日を受ける家々と木々がありました。すべては静かで美しかった。それがみんな、感覚の中に流れ込んできた。思わず外にでたくなって、軽い散歩。 鳥の声が澄んで聞こえる。世界全体が、音楽のようなものにひ…

面白がりの燃料補給

ホームスクールは、どんなやり方をしてもいいのですが、自宅で親が教師になって教えきるようなタイプは、ふつうはできっこないです。 子どもはいろんなものを面白がります、やりたがります。それとダンスを踊りながら、楽しく日々を送ってしまう、というのが…

幸福感、充実感

古山です。 子どもはすごいエネルギーを持っています。次から次へと興味関心を持って、休むことなく何かしています。 どうして?子どもは、「いま、ここ」に生きているから。 昔からの賢い人たちが、幸せになりたいなら「いま、ここ」に生きなさい、と言いま…

どうして学校に行かなければいけないの?

古山です。 信濃毎日新聞という地方新聞にコラムを寄稿しています。きょう掲載の記事を、こちらのMLにも出します。 どうして学校に行かなければいけないの? ほんとうにそんなにいい所なの?この問いをずっと持っていました。小学校1年生になったときから、…

文学の勉強

古山です。 Uさんのお嬢さん(中1年齢)から、文学の勉強方法を尋ねられました。思うところをお答えしました。 それは、誰にでも当てはまることなので、いささか加筆したものをMLにも紹介します。 > 文学はどういうことをするのか、文学を自分で勉強してい…