読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

huruyama blog

学びや子育てやホームスクールなどなど 古山明男さんのコラムが大好きなので ご本人の許可を頂き紹介しています。

親が支持する

古山です。 教育の大きな根幹として、シュタイナーの言っているこは、傾聴に値すると思います。 7歳までは、模倣することで育つ。 7~14、5歳は、尊敬できる大人の言うことを聞いて育つ。 14,5歳~21歳は、愛することを学ぶ。 では、7~14、5歳期のホームス…

才能教育とはまた違った次元で

それぞれの人間に持って生まれたいろいろな持ち味がある、その持ち味を生かすために生まれてきている、ということを感じます。 これは、単にいろんな才能がある、という意味ではありません。よく「お勉強はさっぱりだけど、スポーツが、絵を描くのが....…

おいしさ、おもしろさ

古山です。 私は20代のころ、断食に興味を持って、よくやっていました。最初の2,3日が過ぎると、実に気持ちがいい。何も食べないでいると、身体がすっきりするし、頭も明晰になります。食べ物を消化すること自体が、身体に負担になっているのですね。 生…

いくつかの短い詩

タゴールの詩集を読んでいて、はっとした短い詩を三つほど。 星は蛍のように見えることを怖れはしない。 神は大帝国には倦むがささやかな花には倦まない。 すべての嬰児は、神がまだ人間に絶望してはいないというメッセージをたずさえて生まれてくる。 (タ…

取り繕い方を教えるのではなく

ある、公立学校の先生も、シュタイナー学校の先生もしたことがある人が言っていました。「何教育ということに関係なく大事なことがある。それは、子どもが取り繕わなくて済むことだ」 私自身、外面的には優等生でした。しかし、学生運動の嵐が吹きすさぶ大学…

ストーリー遊び

古山です。 子どもは、さまざまな遊びをしています。その中にストーリー遊びがあります。子どものストーリー遊びの世界に入り込んでいくと、子どもがたいへん精神的な存在であることがわかります。 子どもが遊んでいるとき、たいてい、何かのストーリーが伴…

傷を癒すこと

古山です。 大人たちは、多くの心理的な傷を負って生きています。 子どもたちもです。 傷に応じて、私たちは、防御的になり、あるいは攻撃的になり、あるいは鈍感・無関心になります。 私たちは、自分の傷を癒すことができるでしょうか。子どもたちの傷を癒…

世界は善である 世界は美しい

古山です。 久しぶりに、シュタイナーの「一般人間学」を読んでいました。シュタイナー教育の基盤になっている人間観を、シュタイナーが連続講演の形で述べたものです。 若いときよりも、「ああ、子どものあれのことを言っているのか」というのが具体的に浮…

評定からの自由

古山です。 私の塾の部屋に、絵が飾ってあります。来た人が、「いい絵ですね。誰の絵ですか」と尋ねてくれると、「ふふふ」と言って、私が自分を指さします。ちょっと得意になれますね。嬉しいですね。 「これなら、絵本にしたらいいのに」よく、そう言われ…

あなたが他人を気遣うとき

古山です。 私は、自分が感じたこと、自分が理解したことだけを語るようにしています。権威者の言葉を語って自分のみすぼらしさを隠すのは、醜いからです。 一人一人の人が、自分の理解と愛情に基づいて生きるときにだけ、新しい世界が始まります。私はそれ…

子どもと内側のつながりをつくる

この日曜日に、神田誠一郎という人の「ブレインジム」という体操のワークショップに参加していました。楠の木学園という障害児のためのフリースクールの学園長をしている方です。 そこで、神田さんがこんなことを紹介していました。 「子どもがいないとき、…

7歳という時期

古山です。 シュタイナーの言う7歳の時期は、子どもにどのような変化が起こるのか、個人的にお尋ねを受けました。一般的なことなので、MLで書きます。 シュタイナーは、人間の成長に7年周期があると言います。 人間の肉体と重なって、エーテル体と呼ばれる体…

子どもは物語を生きている

子どもの精神は白紙である。そこに書き込んでいくのが教育である。 現在の基本的な教育観はそのようなものです。 これは間違いです。子どもを観察すれば容易にわかることです。子どもの精神は白紙ではありません。いつも何かが沸き起こり、流れ出しているの…

発達障害について 2

古山です。 グレン・グールド(1932~1982)というカナダ生まれのピアニストがいます。 天才と呼ばれています。 私が若いころから、この人のレコードは出回っていました。評判がいいからと聞いてみたけれど、テンポがめちゃくちゃゆっくりだったり、速かった…

発達障害について

古山です。 発達障害についてのお尋ねでした。発達障害の原因がなにか、どうしたらいいのか、私にはわかりません。 わからないままに、障害児っぽい子どもたちに、とにかく親切にする、見おろさない、批評しない、を私塾でやってきました。人間として当たり…

学校教育とタイプが違う子供たち

古山です。 小学校の低学年で、学校教育とまったくタイプが違う、無理させようもない、どうにもならない、という子どもたちがいます。こういう子どもたちは、教育を特別にあつらえてあげなければいけない子どもたちなのです。 シュタイナーが、こんなことを…

ジョン・ホルト

古山です アメリカに、ジョン・ホルト(1923~1985)という人がいました。「ホームスクール」という言葉を作った教育運動家です。 ホルトは、「よい」と言われる私立小学校の先生をしていました。そこで彼が見たことは、教室の中で子どもたちがいかに愚かに…

いきる力

朝、目が覚めて、横になったまま、「きょうは、~に行って、~をして、あれとあれに気をつけて....」に入り込みかける。 ああ、そうじゃなくて、いま、別なものを探しているんだ。生きる力を探しているんだ。 身体からやってくる感覚を、なんであろうと…

シュタイナー教育

古山です。 シュタイナー教育のことを、ごく簡単に紹介します。 はじめたのは、ルドルフ・シュタイナーというドイツの哲学者です。この人は、正真正銘の超能力者でした。そして、自分の超能力で知ったことを、人間に役立つ形にしようと、一生を使っています…

子どもは愛のあるところで育てる

古山です。 9月8日(木)のアロマスプーンの会合、午後の科学遊びの会にご参加の方、ありがとうございました。私が話したことのまとめを作りますが、とりあえずのことを。実は、会合の翌日、翌々日と別な用件があって動き回ったもので、いま体力と気力があり…

生きることは学ぶこと

古山です。 雨音がします。エアコンと扇風機の風音、そして涼風。 ちょっと考え事をしていた。そうしたら小さな悲しみがやってきた。じきに消えていった。 いつも「これは良い、あれは悪い」と言っているものが、結論に走るのをやめている。いまは、注意力の…

やる自分とやらされる自分

古山です。 現在の学校教育の最大の問題点は、人間を「やらせる自分」と「やらさせる自分」に分裂させてしまうことだと思います。これは、いつも葛藤を抱えた状態で生きることです。 この分裂をかかえていると、「プレッシャーがかからないとやらない」、「…

課題をこなすことではなく

古山です。 子どもたちの学びと育ちをほんとうに導いているものは、子どもたちにとってキラキラしたものとして現れてきます。だから、子どもたちが熱中して追いかけるのです。キラキラしたものが見えているというのが、かけがえのない子ども時代ということで…

子どもは愛のあるところで育てる

古山です。 子どもは愛のあるところで育てる。 けっきょくは、そういうことだと思います。 学校には、いろんなものが揃っています。タダで子どもを預かってくれて、いろんな物事も教えてくれる。ありがたいことです。 ところが、学校には大きな問題がありま…

暖かさ

古山です。 けさ目を覚まして、きょうの予定を思い出していました。 あれがある、これもある、と考えていたら、なんか心が機械みたいになってきて、ゴトゴト動くだけになっていく。あ、あ、ここに入ると、自分を命令して動かすだけになってしまう。 それで、…

学校に行く行かないはどうでもよくて

古山です。 きょうの国語教室、2家族、子ども3名の参加でした。 学校に行かなくなりたての子が二人いたので、こんなことを話しました。 学校に行く行かないはどうでもいいことなんだよ。 大事なことは、きみたちが身の回りに美しいものを見つけ、美しいも…

なんのための教育

古山です。 人間は、日常生活の中で、幸福に生きられます。それは、決して無為でぼんやりと暮らすということではありません。活動的に生き生きと暮らせます。 自分を見ていても、いろんな方を見ていても、そうなんだもの。 私は、子どものための教材作りが好…

幸福感、充実感

古山です。 子どもはすごいエネルギーを持っています。次から次へと興味関心を持って、休むことなく何かしています。 どうして?子どもは、「いま、ここ」に生きているから。 昔からの賢い人たちが、幸せになりたいなら「いま、ここ」に生きなさい、と言いま…

遊びの中に宝がある

古山です われわれは、好きでやっていることを「遊び」と呼んで、もっと大事なものがあるかのように考えてしまうのです。嫌々やったことのほうが、価値があると思いこまされています。とんでもない。 利害や打算を超えたエネルギーがこもっているものを、わ…

柔らかいもの

古山です。 いま、毎週算数を教えている9歳の子がいます。本人が幼稚園も学校も嫌がったので、お母さんが無理には行かせなかった。自然発生的なホームスクールでやっているお宅です。 ほんとうにわかる教え方をしたいと思って、水道方式のタイルを使い、市…

社会性のできかた

「子どもの社会性を育てるには、学校の集団生活が必要である」ということが広く信じられています。しかし、これは、事実と違います。 子どもの社会性は、信頼できる人との関係から発達していきます。 信頼できる人間関係を持っている子どもは、家庭以外の場…

歌いたくなった時

みなさま 子どもたちの眼が、小川の流れに見とれることができますように。 子どもたちの耳が、風のさやぎに聞き入ることができますように。 子どもたちの手が、土くれから城を作り上げることができますように。 子どもたちの生命が、歌い、舞い、香りとなっ…

おもしろいことの見つけ方

30代のときにインドを旅行して日本に帰ってきたら、なんとまあ町は小綺麗でゴミ一つ落ちていないこと。街行く人たちの服は汚れていなくて、ツギのあたった服の人などいないこと。なんでもかんでも便利なこと。でも、人の眼が死んでる。トロン、ボヤン。あ…

ファンタジーの力(2)

古山です。 グリム童話には、魔法で動物にされてしまった王子さま、魔法を解くために7年間口をきいてはいけない少女などのように、言葉を発することができなくなった者がたくさん出てきます。 こういうお話しを聞いている子どもは、「その立場、わかる。どう…

ファンタジーの力

古山です。 私が、子どもの教育を引き受け、何を教えるかに自由度があると、優先させていることがあります。それは、お話しをすることです。童話を読むこともありますし、即興で作ったお話しをすることもあります。 甥とホームスクールをしたときもそうでし…

おもしろいことのみつけ方

30代のときにインドを旅行して日本に帰ってきたら、なんとまあ町は小綺麗でゴミ一つ落ちていないこと。街行く人たちの服は汚れていなくて、ツギのあたった服の人などいないこと。なんでもかんでも便利なこと。でも、人の眼が死んでる。トロン、ボヤン。あ…

かけがえのない子ども時代

古山です。 子どもには、かけがえのない子ども時代があります。 子ども時代には、すべてのものがキラキラして、子どもを差し招いています。子ども時代には、大人を絶対的に信頼することができます。子ども時代には、将来に対する心配なしに、全身で生きるこ…

本年もよろしくお願いいたします

古山です。自宅で、健康に正月を迎えております。本年もよろしくお願いいたします。 「これがクリエイティブな状態だ」と思うことを、自分で体験しました。それは、子どもの自然な状態と同じなのです。それはまた、学ぶことの本質なのだと思います。 その日…

緊急カンフル剤としての愛

古山です。 ここのところ、首と肩が痛くて上がらず、ついでに胃の調子もよくなくて低空飛行していました。 そうしますと、やらなければいけないのだけど、そのままにしてしまうことが多くなります。「ああ、やらなきゃいけないよねえ...」と言いつつ、で…

いくつかの学校神話

学校に行かないことへの恐怖が世の中にたくさんあり、多くの人が学校に行かない子どもたちのことを心配してくれます。 でも、そのほとんとが、はっきりした根拠のない神話なのです。 すべての人が、どんな無理をしてでも学校に行かなければならなかった。無…

秩序について

数日前のことでした。台風が過ぎ去り、秋晴れのいい天気です。 いい天気だな、と窓から見回し、段ボールを重ねて紐をかけ、ゴミ出しの場所に持って行く。身体がすっすっと動く感じで、「やらなければならない」感がありません。 朝の斜光線に木々が鮮やかで…

キラキラしたもの

子どもの眼って、キラキラしています。そして、キラキラしたものが見えています。 子どもにとって、生きるということはキラキラしたものを追いかけることです。すると何かしら自分の中に新しいものが湧いてくるのです。 私は、虫を捕まえたり飼ったりするの…

小学校低学年の頃

古山です。 私の小学校低学年の頃のことを書きました。 よく、なんとかなったものだと思うのですが、なんとかなった理由はこんなことじゃないか、というのが二つあります。 一つは、人間一人一人に配信されている「音楽のようなもの」に波長を合わせていたこ…

柔和で親切であることと自由

古山です。 暑いですね。 最近、子どもへの接し方が柔和で親切であることが大事であることを、実感しています。 「これは、こういうことなのだ」 「こういうことをしてはいけない」 「こうすべきだ」 このようなものが、脅しを伴わず、深い理解に基づいてい…